さつまいもミニ知識

意外かもしれませんが、さつまいもはビタミンB1やCを豊富に含んでいます。
また食物繊維もたっぷり含んでおり、美容と健康には打ってつけの食品です。
しかも、長期間の保存もできます。

上手な選び方

色が鮮やかで太ったものを選びましょう

ふっくらと太っていて、皮がきれいでなめらかなものが良く、黒い斑点のないものを選びましょう。
また、ひげ根の跡は小さいほうが良いです。
細いさつまいもよりも太いさつまいもの方が、繊維質が少ないので味は良くなります。
ご家庭で使う場合は、Mサイズ程度のものをおすすめします。

保存方法

常温で涼しい所に保存

さつまいもは寒いところが苦手ですから、冷蔵庫に入れるとしもやけを起こし、黒ずんで痛んでしまいます。
戸外で保存する場合も同様ですから、12月を過ぎたら外に置かないようにしましょう。
また、水気がつくと腐りやすくなりますので注意が必要です。
寒すぎないように、乾燥させないように新聞紙に包んで、日の当たらない暗い所で保存するのが一番です。

秋の味覚さつまいも

さつまいもの収穫が始まるのは8月の半ばです。
そして、本格的な収穫期は、9月から10月です。
その頃に収穫したものを、貯蔵庫に入れておき、需要に会わせて順次出荷していきます。
今では貯蔵技術が飛躍的に進歩したため、いつでも品質の良いさつまいもを、ご家庭へお届けすることができます。

栄養

ビタミンCが豊富 ガン予防のエース

ビタミンCの含有量は100g中30ミリグラムとイモ類の中では最も多く含まれています。またビタミンB1も豊富です。
さつまいものビタミンB1やCは他の野菜と違って加熱しても損失が少なく、焼きイモにした場合でも9割は壊れずに残ります。

私たちは健康な体を維持していくために、1日あたり50ミリグラムのビタミンCを必要とすると言われていますが、これはLサイズのさつまいも半分で十分まかなえる量です。
さらに、若さを保つビタミンEは野菜の中で最も多く含まれています。
最近になりガン予防のエースとして浮上してきたβ-カロチンも、さつまいもには豊富に含まれています。

さつまいもを傷つけたときに出てくる白い乳液は、ヤラピンという成分で、これには便通を促す作用があります。
また食物繊維もたくさん含まれていますので、便秘予防に効果的な食品です。
さつまいもを食べるとおならが出やすくなりますが、これは食物繊維が多いことと、さつまいもに含まれる糖質が発酵しやすいことが原因です。
食物繊維はビタミンCと並んで、体内の有害物質を排出する作用があります。
 

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