にんじんミニ知識
にんじんがβ-カロチンの宝庫であることは、みなさんもご存じだと思います。
また食物繊維・カルシウム・鉄分・ビタミンCなども含んでおり、美容と健康には打ってつけの食品です。
上手な選び方
色が濃くつやがあるものを選びましょう
色の濃くあざやかで肌がなめらかなもの、根がしまってかたく弾力のあるもの、頭の切り口が小さいものを選びましょう。
頭部に近い肌が緑色のものは、日焼けによるものです。
また、肌が黒ずんでいたりしているものは鮮度が落ちています。
保存方法
冷蔵庫に保存
収穫後のにんじんは、高温多湿を嫌います。保存には5度前後の冷暗所が最適です。
短期の保存であれば冷蔵庫で保存しましょう。
室内でも冷暗所なら保存出来ますが、冷蔵庫で保存したほうがビタミンCの損失が少ないです。
また、ぬれたままにしておくと腐りやすいです。特に気温の高いときは注意しましょう。
当社では、鮮度の高いにんじんを皆様に供給するため、最新型の予冷庫で保存管理しています。
栄養
β-カロチンが豊富 抵抗力を高める
β-カロチンの含有量は100g中7300ミリグラムと、青ジソやパセリに次いで多く含まれています。
β-カロチンは、体内で一部はビタミンAに変化し、そのほかは、カロチンとして体内に蓄積されます。
最近になりガン予防のエースとしてβ-カロチンは注目されています。
私たちは健康な体を維持していくために、1日あたり成人男子で2000IU・成人女子で1800IUのビタミンAを必要とすると言われています。これはMサイズ のにんじん半分で十分まかなえる量です。
さらに、にんじんには食物繊維、鉄分、カルシウム、ビタミンCなども含まれています。
ビタミンAは、粘膜の乾燥を防止し、細菌感染に対する抵抗力を高めます。
また、目の疲れによいとも言われています。
葉の部分にもビタミンやミネラルが豊富に含まれ、血液をきれいにし、皮膚のつやをよくする効果があります。
葉付きのにんじんが手に入った場合には、捨てずに上手に調理し活用しましょう。
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